-TSURU- *大島紬 は、現在準備中です。
2021/02/25 19:00
どーも。おつるです。
今回は私が修行の旅に出る前のお話を。
というのも、今度の実演という初の晴れ舞台を機に
自分の成長した姿を見てもらいたい人への連絡が叶ったのでそれに関連して...( *´艸`)
私は高校を卒業後、半年程は幼少期から習っていたピアノ関連の職につきたくて
アルバイトをしながらスクールに通ったりしていたのですが
新しい先生と全然合わずスランプ状態となり
早々にそちらをあきらめて医療事務の道へ進みました。
医療事務というのも、求人はあるもののやはり実務経験がないとなかなか雇ってもらえず
最初は派遣というかたちで履歴書上の経験をつみ
その後は調剤薬局の受付事務に正社員として採用されました。
当時はちょうど二十歳になったばかり
平成元年生まれということもあり、どこへいっても「ついに平成生まれがきた」と言われたものですww
もともと人付き合いが苦手な私でしたが
そこで出会った先輩方が本当に良い方達で、とても可愛がって頂きました。
先のスランプですっかり自信を無くしていた私も
そんな先輩方に励まされて、だんだんと自信を取り戻すことができたのだと思います。
でなければ
「離島に修行に行く!!」
なんて超絶ポジティブに振り切らない。笑
計画していたわけではないですが、その在籍中に登録販売者の資格を取得することができました。
この登録販売者
島で大いに役立ってくれたのはまた後のお話。
約3年勤めて、ちょうど人手も足りない時
仕事にも人にもすっかり慣れて
そんな中退職のお願いを伝えるのはとても寂しくて
ずっとこのまま、このメンバーでやっていけたらという思いもありました。
そんな後ろ髪を引かれている私の背中を押してくださったのが
当時その薬局を運営する会社の専務を務めてらした方と薬局長
お二人とも女性の方です
「辞めてしまうのは残念で寂しいけれど、頑張って夢を叶えてね!!」
と
快く送り出してくださいました。
仲良くしていた薬剤師さんにも
「こんな円満退社するの珍しいよー」
と言われるほど
本当に皆さんに応援して頂いたのです。
その後は二度ほど、お土産を持って顔を出したりしていたのですが
私が3年前に帰郷する前に運営会社がかわってしまい、
その専務に帰郷の報告をすることができないでいました。
帰郷してすぐの私は
「あきらめて帰ってきてしまった」
という思いが強かったのもあり、合わせる顔がないという思いもありました。
今思えば、こうして確かな成長ぶりを見せれるようになるまで
神様が時間をくれたのかな、なんて思います。
なのでこの実演が決まったことは本当に嬉しくて
真っ先に専務の顔が浮かんだのです。
手紙を出そうかなと、今でも仲良くしてもらっている当時の先輩に住所などを訪ねても詳細はわからず...
専務が過去に出入りされていたであろう機関に問い合わせるのも気が引けて...
なんてもんもんと考えていたのですが
緊急連絡用に専務の携帯番号が入っていたことを思い出し
何日か悩んだ末、ダメもとでショートメールを送ったのでした。
するとしばらく経って電話が!!
連絡をしたことをとても喜んでくださり、実演もみにきてくださることに(*´▽`*)
自分の成長した姿を見て欲しいなんて親にも思ったことはないのにww
こんなにもそれが叶うことが嬉しいなんて
「よく頑張ったわね。あなたは誇りです。」
と言ってもらえて目頭が熱くなり
つくづく私は甘ったれだなぁと思った次第です。笑
本当に
私ひとりではここまでこれなかったなぁ。と思います。
しっかりと成長した姿をみせることが
ここまで応援してくださっている方々への
ひとつの恩返しとなることを願って
またきゅっと
お腹に力をいれたのでした。
皆さんには
ずっと連絡をとっていない気になる方がいますか?
「突然変に思われるかな?」
「忘れていたらショック」
などなど
いろいろ思うところはあるかと思いますが
思い切って連絡をしてみてはいかがでしょう?
知らないところで誰かに思ってもらえているということを知るのは
存外嬉しいものなのかなと思います。
簡単に連絡がとれるようになったいまだからこそ
そうした心の繋がりのようなものがより沁みるような気がします。
島に行く前の話から
ほっこりしたお話でした(*´з`)
皆様にも温かく、”和”み多き明日がきますように….。*☆
-TSURU-
中川 裕可里